ポテンシャル開発塾は,「自分らしさを存分に発揮し,価値創造に繋げられる人材を育成する」ことを目的とした学び舎です。受験に向けて解法や知識を磨き上げることを狙いとする一般的な学習塾ではございません。むしろ部活動や習い事などの課外活動のように、人間力育成を主な狙いとしておりながら,その題材として学校での教科学習の内容を用いているというイメージになります。そのため,当塾での活動により,学校での教科学習に対する意欲の向上も見込むことができます。
課外活動と非認知能力
課外活動に期待することは何でしょうか。協調性、コミュニケーション能力,意欲,自制心、計画性、粘り強さ、創造性など、数値化できない能力の向上を期待されている方も多いのではないでしょうか。このような能力は”非認知能力”と呼ばれており,学力のような数値化可能な”認知能力”と対比され,これからの時代にはより一層重視されます。一方で,非認知能力に対して意識的に目を向ける機会はまだ少なく,ポテンシャル(潜在能力)として個々人の内部に秘められたままになりがちで,活かしきれていないことが多いのが実情です。
なぜ非認知能力が重要なのか
これまで「決められた正解を速く正確に導き出す」ことが必要とされる時代が続き,その戦い方の中で日本は発展してきました。しかし,デジタル技術の普及により急速に社会が変化し,どう生き,どこに進むべきなのかに対して正解がない時代がやってきました。その中で,非認知能力の重要度が増してきています。正解がない時代だからこそ、自分なりの思考で判断基準を設け,考えを表現することで周囲を巻き込み協働していく力が重要となります。
認知能力と非認知能力どちらが重要か
認知能力と非認知能力は,「両輪」として同時に育てていくことがとても重要です。認知能力と非認知能力は切り離されているものではなく、相互に作用し合うものです。人間力の土台になる非認知能力が育っていてこそ、自分の知識(認知能力)を最大限に活かすことができます。
非認知能力と人間性
非認知能力は,人間的な側面に焦点を当てた能力であり、知識や技術というよりは、人格や性格、価値観など個人の特性に直結する力です。すなわち,自分の特性にマッチした非認知能力を見極め、適切に伸ばすことができれば,自分ならではの強みや価値の創出に繋がります。就職活動では,「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」などがよくある質問となっていますが,これらは非認知能力やそれを向上させるために取り組んだことなどが焦点になっています。数値化できない非認知能力で戦う必要があるとともに,いわゆる”学業”のみでは非認知能力に焦点を当てる機会が不足しがちであることから,就職活動や就職後に苦戦する人も多いのだと思います。
入学試験の変化
これまで、入学試験では正解のある問いにおいて点数や偏差値といった認知能力で勝負する一方で,就職活動になると急に人間性を重視した非認知能力での勝負へと土俵が変わるのが一般的な形でした。しかし,社会の変化を踏まえて入学試験の傾向も変わってきており,「正解のない問い」が重視されてきました。大学入試でいえば,学校推薦型,総合型入試の比率が私大合格者の約6割を占めるようになっています。このように,正解のある問いに対して速さと正確さを競う時代は終了し,正解のない問いに対して人間味を最大限に発揮しながら挑んでいく総合力が求められるようになってきています。
〇受験形態の変化を視覚的に
ポテンシャル開発塾の提供価値
ポテンシャル開発塾では,数値化が難しい非認知能力に向き合い,自分の強みとして磨き上げ,使いこなせるように育てます。
[特徴⓵:自分を特性を知り,活かせるようになるための学び舎]
部活動や習い事でも,非認知能力をはじめとした自分の特性を伸ばすことはできますが,あくまで無意識的な成長であり,人間力形成という観点では十分でないと考えています。どれだけ良い武器を持っていても,使い方を知らなくては活かすことができません。当塾では,自分の特性に対し,意識的に目を向け,意図的に伸ばしていくプログラムとしております。そのため,学生たちは,自分の強みを自覚して使いこなせるようになり,自信や自己肯定感を持って生きていけるようになります。これは,自分の強みに気付くことなく生きている人が多い中で,圧倒的なアドバンテージになります。
〇当塾で焦点を当てる非認知能力一覧表
[特徴⓶:自己分析を重視]
自分の特性,特に自分に備わっている非認知能力とは何なのか,徹底的に追求します。「現状での自分の非認知能力を分析する」「授業の中で非認知能力を意図的に発揮する訓練をする」「授業での非認知能力の発揮度を振り返る」というサイクルを回すことで,自分の得手不得手を理解できるようになるとともに,自分の非認知能力を意識的に発揮・トレーニングできる習慣が身に着きます。
[特徴⓷:授業形態はアクティブラーニングが基本]
アクティブラーニングとは,学生が教員と意思疎通を図りながら能動的に参加する授業スタイルであり,「講師が説明し,学生が聞く」という一般的な日本の教育スタイルとは異なります。例として,グループディスカッションやディベート、グループワークなどが挙げられます。講師も学生と同じ目線に立ち,必要に応じたアドバイスは出しつつも,決して答えを教え込むような形ではございません。その中で,学生たちは,「正解のない問いに向かう力」や「周囲と協働して物事を前に進める力」など,これからの時代に必須な人間的総合力を磨くことができます。
ご興味をお持ちいただける方は,下記の公式LINEより,お気軽に問合せいただけますと幸いです。
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